[2021年11月14日高エネルギー委員会にて
高エネルギー物理学奨励賞とは独立選考とすることを承認]
日本物理学会若手奨励賞「素粒子実験領域」 要綱
高エネルギー物理学を担う優秀な若手研究者の学位取得後の研究を奨励するために本賞を設け,その研究者の優れた業績に対し本賞を授与する。
1. 対象分野は素粒子実験,但し実験に極めて重要な影響を与える近隣分野を含む。
2. 1年に1回の選考で, 各回の受賞者数の上限は「日本物理学会若手奨励賞実施要項」に従う。
3. 対象は, 40才未満の若手による学位取得後の業績で、対象者の寄与が本質的であり, 過去3年以内脚注に学術雑誌に掲載された論文とする。諸般の事情により研究その他物理分野における活動の空白期間があれば, その年月は年齢制限に対して考慮するものとする。
4. 対象者は日本物理学会かつ高エネルギー物理学研究者会議会員であること。応募は対象者本人、または高エネルギー物理学研究者会議会員の推薦によるものとする。
5. 共同実験に基づく論文では対象者の寄与が本質的であることを示す, 実験責任者または解析グループの責任者の書面が必要。
6. 選考委員は,高エネルギー委員会で選出し,高エネルギー関係者3名,理論関係者,宇宙線関係者,加速器関係者,各1名とする。ただし、高エネルギー委員会の判断で、必要に応じて委員を加えることができるものとする。
7. 締め切りは6月末,選考は7月~9月の間に行い,10月頃に発表する。日本物理学会若手奨励賞実施要項に従い, 受賞者は受賞記念講演を行う。
脚注 募集時の西暦をyとしたとき, (y-3)年6月1日からy年5月31日の間。